「2020シーズンまとめ 関東~常磐エリア ヒラマサキャスティング」 永山剛史

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2021シーズン本格開幕を前に、2020シーズンの振り返りをさせて頂きたいと思います。

関東におけるヒラマサキャスティングのメッカ、外房エリアにおいて、春の後半、産卵を意識した魚が多い時期は比較的、大型ヒラマサとの遭遇確率が高く、毎年、私もこの時期を楽しみに今か今かとそわそわした春を過ごします。昨年も全体を見ると、「例年通り」良い釣果が上がっていたと思います。

昨年の外房で特別だったのは、11月上旬に始まった「秋の外房 大政フィーバー」です。

DAIWAフィールドテスター 宏昌丸 吉清良輔船長とDAIWA SFA ウォーリー真のTHEフィッシングでの大政4連発が記憶に新しい方も多いかと思います。総合的に見ると、自身が外房に通い始めた2000年以降、2009年に次ぐ「秋のフィーバー」でした。

ヒットルアーにおいても、ダイビングペンシルだけでなく、ポッパー系のルアーでも多くの大型魚がキャッチされたシーズンでした。

関東のヒラマサフィールドにおけるポッパーの有効性、並びに、乗合船でのポッパーの出しどころについては、まだまだ開拓、議論の余地が大きいと言えますが、一気にポッパーが市民権を得た秋のシーズンであったと思います。

また、外房エリアに近い、南房エリアも秋の秋刀魚パターンなど、大型ベイトが絡むタイミングで大型ヒラマサの釣果が目立ったシーズンであったと言えます。

最後に、夏場の水温上昇で北上し、秋の水温低下に際して南下する太平洋のヒラマサの通り道 常磐エリア。

こちらも昨シーズンは大型ヒラマサとの遭遇率が高いシーズンであったと言えます。昨シーズンのこのエリアの最大は10月にキャッチされた「164cm 38kg!!」。私の2020シーズン最大魚も常磐エリアでの20kgでした。

常磐エリアにおいては、長期間、大型のヒラマサが居付くような大きな根が少なく、主に南下する移動群を狙い撃つ形になるので、ポイントにベイトが入っていない時は「ヒラマサが留守」という日も少なく有りませんが(留守の日の方が圧倒的に多い)、小型のシイラが根に付いたタイミングでは「良い時期の玄界灘の特級ポイント」に遜色ないほどのポテンシャルを誇ることも珍しくない、要注目のフィールドです。

2021シーズンも熱い一年となることを期待しましょう!!

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