玄界灘ヒラマサ 20kgオーバー!<SALTIGA 14000-XH & SALTIGA AP C82-6> ウォーリー真

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本日放送の「THEフィッシング 」外房ヒラマサに出演するDAIWAスーパーフレッシュアングラー ウォーリー真からの寄稿です。

玄界灘近海、春の大政20キロオーバー!


福岡糸島から出船する遊漁船・スティングレイ、この春は糸島近海でも大型が上がっていて、私も幾度か同乗者たちのオオマサキャッチを祝いつつ、そのたび燃える闘志をたぎらせていた。

この日は潮向きも風向きも同調した良好なコンディション。船長から、細かいポイント説明が行なわれる。攻める場所は、砂地から急激に立ち上がる岩礁のコーナーで、ベイトは海底で甲イカ、サギフエなどのマイクロベイト、中層ではマイワシとバラつきがある。
ただし、ヒットゾーンが極端に狭く、ルアーの入射角も浅くなるので、キャスト精度を重視したほうが良いとのこと。

これを受けて私は、リーダーは普段より細め&短めにセッティングし、ルアーはドラドスライダー2、カラーは春鉄板のクリアーシラスをセレクトした。

ここまでバイトはあるものの乗せきれない、もしくは乗せてもバラしてしまうケースが続いていたため、今回は短めのアシストラインを組んだ2/0シングルフックを前後に2つずつセットして繊細なバイトにも対応できるようにしてみた。

ポイントに到着して2流し目。ヒットゾーンまでのカウントダウンのアナウンスに集中しつつ、キャスト距離を調整する。チェイスもバイトも無いが、頭の中ではすでに自分のルアーにヒラマサが付いていて、それを岩礁から外へと誘い出しているイメージだ。

そしてついにヒット!!
重量感あるファーストランで魚は横に走り、船の後方でかけたものの途中で魚に主導権を奪われポジションを魚に合わせて移動して行く。ミヨシ側に引っ張られたがなんとかファーストランを止め次の首振りで向きを変えてくれてラッキーだった。

徐々に距離を詰めていく。首振りが大きい。
良いサイズだと確信して緊張が高まる。

途中フックが1本外れた感触があって、ヤバいかなと思ったが、とにかくテンションを抜かないようにリフトを続け船長と息を合わせて無事にネットイン!!

太い魚体に感動しつつも、口にホースで水を送りすぐ回復を促す。
重量は船上計測で21.3kg!自己記録更新!!

ずっしりと重い魚体を抱えてここまで長かった20キロオーバーまでの道を思い起こす。

春と言うこともあり抱卵しているヒラマサだったかもしれない、もっとデカくなって沢山の子孫を増やして帰ってきて欲しいとの願いを込めてリリース。素晴らしい魚体は元気よく大海原へ帰って行った。


ロッド:ソルティガ エアポータブル C82-6
リール:ソルティガ 14000-XH
ライン:ソルティガ 12ブレイド6号
リーダ:ソルティガ Type F 80lb
ルアー:ソルティガ ドラドスライダー2 160F クリアシラス
フック:ツインアシスト 2/0

水温:16.5度
潮回り:大潮

2021年4月25日

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