Ultimate 3月13日号

 

特集1

いよいよシーズン開幕!

今年のトーナメントはどうなる!?

 

 すでに3月1日、JB霞ケ浦戦等で火蓋が切って落とされた2015年のバストーナメント。その試合は冷たい雨の中での激タフな戦いが繰り広げられたようですが、4月ともなると巣離れした魚が口を使うようになり、春らしい釣りが繰り広げられる期待があります。

 霞ケ浦水系を中心にダイナミックなプロトーナメントを展開しているW.B.S.も4月の第一戦を前に、各選手そろそろ準備態勢に入っているようです。

 そこで今回は赤羽修弥選手と草深幸範選手に、今年の霞ケ浦水系の全体像といったものを伺ってみました。

まずは赤羽選手です。

 「今年の冬は荒れている日が多くて、風もビュンビュン。釣りにならないことも少なくなかったですね。でもその分、春に期待する面もあります。霞ケ浦、北浦ともにドラスティックな変化はないものの、新しい石積などができて魚の付き場も若干変わりました。いい季節になれば魚も入って来るでしょうし、新しい局面も考えられます。

 W.B.S.の第一戦は北浦スタートですが、どうなるか楽しみです。去年のように北浦がキーとなるのか? 確かに春先は北浦が固いかもしれません。

 いずれにせよ、ミノーなどのハードベイト系ルアーがカギを握ると思います。年間を考えると固いゲームを展開した方がいいのかも知れませんが、記憶に残るようなゲームもしたいし……悩むところですね。

 ジャークベイトパターンになれば、私が関与したロッド 651MMHRB=スペクターが生かせる展開といえ、その点でも大いに期待しています。頑張ります」

2015.3.13.1 (300x200).jpg

4月の第一戦に向けて闘志を燃やす赤羽選手

2015.3.13.2 (300x225).jpg

ロッドはスペクター、リールはアルファスSV、ルアーはTDダイビングミノー105SP。完璧なシステムです

 

 そして草深選手はこう分析してくれました。

 「ここ数年、霞ケ浦水系ではバスの生息域が昔のように広範囲に分散してきました。シャローや流入河川しか釣れなかった時代を経て、いまではオフショアーでも釣れる時代になりました。つまりどこでも釣れるチャンスがあるということで、難しくなった半面、魚を見つけられれば固めて釣れるということでもあります。

 ということは、釣れるリグの幅も広がったということで、タックルに頼る要素が増えたといえます。昔でしたらバーサタイルなタックルである程度はしのげましたが、繊細を極める最新の競技では、専用タックルというものが求められます。つまり同じテキサスリグでも、シャローのカバー打ちと沖のブレイクを打つ釣りではまったく違うタックルになるということです。

 僕は通常、バスボートのフロントデッキにタックルを左右7システムずつ並べています。そしてストレージに6システムほどスタンバイさせています。つまり20システム必要となるのです。「そんなに必要なの?」という方もいらっしゃいますが、あそこの杭で一投だけするためのシステム、それがどうしても必要になるのです。持って行かないと必ず後悔します。

 釣れるポイントが多種多様になれば、タックルシステムもそれに応じて多種多様になるということです。

 その点、DAIWAには優れたタックルが揃っているので頼りになります。例えば今年新戦力なったジリオンのTW1516XXHなどは驚異的なポテンシャルを秘めているといえます。なんたってハンドル1回転の巻き取り量102cmは画期的ですよ。巻き取りスピードの早さはリグを打つ回数の増加を意味し、それだけでも釣れる可能性を高めてくれます。ギヤーの精度が上がったので、ハイギヤーにしては巻き取りも軽く、ノーストレスで釣りができます。

 いうまでもなく私が関与した721MH/XHB-SV=ストライクフォースも期待通りのパフォーマンスを演じてくれると信じています。

 こうして戦力面では一段と充実した2015年ですから、僕も結果を出さないといけないですよね。頑張ります」

2015.3.13.3 (300x225).jpg

タックルが果たす役割を知悉している草深選手。今年はA.O.Y.獲得に向けて、初戦から全開でつっ走ってほしいところです

 

 

特集2

やぐっちゃん のFish this moment!

 

ワカサギを意識せよ の巻

 

 

こんにちは!やぐっちゃんのFish this momentです♪

皆さんいかがお過ごしですか?

最近の霞ヶ浦は天候が安定していませんが、徐々に春へと近づいております!

霞ヶ浦はワカサギがベイトフィッシュにもなりますので

3月中旬から4月の始めになるとワカサギが産卵の為に川へと遡上して来ます。

その為、産卵前には本湖のショアラインや石積み等にワカサギが寄りますので本湖は春の釣りのキーとなります。

とくに浚渫やディープがショアラインに近い場所が有効です。

そんなエリアでクランクベイトやミノーをガンガン投げ倒すと気持ちいいアタリが来るんですよね!

霞ヶ浦の美浦村にある大山は自分の好きなフィールドでもあります♪

まだまだアタリの出にくい厳しい時期でもありますが

アタリが出ないからと言ってリグを小さくするのではなく

広範囲に探れてベイトとリンクさせるような釣りでガンガン釣って行きましょう♪

2015.3.13.4 (480x640) (2) (225x300).jpg

フラットサイドで軽く釣ったりましてん キッパリ