Ultimate 7月24日号

特集1 

霞ヶ浦ガイドのこぼれ話

 

 長い間W.B.S.トーナメントにプロとして出場し続けていながら、霞ヶ浦でガイドを営む松村寛さん。そのガイドスタイルは単に魚を釣らせるだけでなく、霞ヶ浦というフィールドにおける釣りをトータルで理解してもらうというコンセプトを持っています。霞ヶ浦に関わる全ての事象をゲストに理解していただき、そこから釣りを組み立てるという考え方です。

 一見、回り道のようなスタイルですが、結果的にはその学習が役に立って釣果に結びつくことから、ゲストのリピート率も非常に高いようです。

 そんな松村さんから先日、こんなお話を聞きました。とても興味深いので紹介させていただきます。  

霞ヶ浦でガイドをしている松村です。

さて、最近のゲストさんの間で凄く評判がいいタックルがあるんです。 

それは

BLACK LABEL+661MLFB-G

アルファスSV 

私はこのシステムを使って巻きの釣りを行います。

はっきりいって何でも投げます。

10gくらいのクランクがちょうどいい感じですが、スピナーベイトやバズベイト、チャター系なんかもやります。

ちなみにラインは緑のデフバスナイロン14または16LBです。 

自分のガイド活動ではメインで使っていますが、キャスティングの時にロッドにルアーの重みを乗せるのが上手く出来ないゲストさんがたくさんいます。 

そんな時にゲストさんが使っているタックルを使わせていただくと、たいていタックルが重くて硬い。

私にいわせればビッグベイトまで視野に入れたようなタックルでスピナーベイトなんかを投げようとしていたりするわけです。 

「これじゃあ葦際にショートキャストでバシバシ入れてくなんてことは難しいね」

なんていいながら私のタックルを使ってもらう訳です。 

「ちょっとこれ、使ってみてください」

するとほとんどの方が

「うわっ!」

と奇声をあげたあと、

「こんなに投げやすいのは初めてです」

といいながら、次の瞬間はロッドの品番を凝視して、

「このセット買います!」 

さらには

「コレ、写メとっていいですか?」

ということになります。 

そして私が一言。

「ロッドもリールも進化しているんで、まずはルアーの重さをしっかり乗せて快適にキャスト出来る物を選んだほうがいいですよ!」 

さらに一言、

「ちなみにそのロッドグラスですよ!」 

ゲストさん

「ええ?ッ!」(しばし絶句) 

というパターンが多いです。

先日のことですが、並木プロの取材中、カメラマンさんやディレクターさんに何気にこのタックルを使ってもらったら、やっぱり凄く驚いて、

「これ買います」。

だって(笑) 

いいものはいい!それだけは誰にでもわかるんですね。

ガイドを営んでいると、こんなことは日常茶飯事です。

タックルの良し悪しは現場で使ってみなければ分かりません。

そんな意味では、ゲストさんには釣果以上の収穫だったといえましょう。

ガイドの大切な活動の一つだと思います。

2015.7.24.1.jpg

ゲストさんに絶賛を受けているタックルを手にする松村さん。この焼け方がアクティブガイドを証明しています

2015.7.24.2.jpg

使用ルアーの幅の広さもこのタックルのいいところです

 

特集2

草深幸範の研鑽は続く

 

 前回、草深幸範プロがBLACK LABEL6111MFSというロッドのおかげで、パワーフィネスの新しい可能性を見い出した、とレポートさせていただきました。

さらに「これからもっともっと使い込んで、このロッドの真の実力を極めたい」と語っていた草深プロですが、早速利根川でこんなナイスなバスをゲットしたようです。

恐らく、軽いリグを使う際の操作性と、掛けてからのパワーをあらためて体感したことと思われます。

こうして、可能な限りフィールドに出て、使い込むことでタックルも自分のものになります。同プロがこのロッドで大きな華を咲かせるのも遠い将来のことではないでしょう。

2015.7.24.4.jpg

ひょっとしてこの秋、草深選手はこのロッドで大ブレイクするかも…

 

特集3

やぐっちゃん のFish this moment!

BLプラス、

芦ノ湖で大暴れ 

 

こんにちは♪やぐっちゃんのFish this momentです!

今回は芦ノ湖ショア・バスフィッシング大会に参加して来ました!

初の芦ノ湖でワクワクして行きましたが、当日は最大風速8メートルを超える状況に・・・

 

エリアとなる元箱根湾は足元から沖までゴロタ石やウィードが入っていて根掛かりしやすい場所でもあります。

そんな時に使いたいのが最近購入したニュー・ウェポン=BLACK LABEL+671MLFSです!

ティップにハリを持たせているので岩場に引っかかっても楽に外せ、ウィードを外すのにも適度な硬さです。

ロングキャストして沖で掛けた際にもシッカリとフッキングでき、繊細なダウンショットやスモラバもこなせてしまうオカッパリにはこの1本!なロッドです

前日に数年振りにバスが放流され、ショア沿いには見えバスが沢山!

参加人数は200人オーバー?とのことでプレッシャーもかなり高いので、沖やブレイクで魚を探すといいサイズが釣れるんですよね♪

この日はスモラバは見えバス、ポークのダウンショットはブレイク、スプリットショットは沖のウィードと使い分けを行い、最大900グラムをキャッチしました

今回から導入した671MLFSのポテンシャルはまだ未知数ですが、あらゆるフィールドにマッチすること間違いなし!キッパリ

これに合わせたカルディア2506Hもいい仕事をしてくれました♪

次回はホームの霞ヶ浦水系にてパワーフィネスをやってみようと思います!

2015.7.24.5.jpg

ダイワのスモラバ、釣れますぜ

2015.7.24.6.jpg

隣で釣りをしていた釣りガールとダブルヒットですっ

 

 

特集4

泳げる霞ヶ浦市民フェスティバル

 

7月20日の海の日、今年も恒例の「泳げる霞ヶ浦市民フェスティバル」が霞ヶ浦総合公園で開催されました。

例年、梅雨明け直後に行われるこのイベントは極度の暑さに見舞われることで有名ですが、今年も例年以上に暑い一日となりました。

ですが、とくにお子さんの参加者は暑さも忘れて様々なアトラクションに奔走。会場は朝から夕方まで、変わらぬ盛り上がりを見せていました。

 

2015.7.24.7.jpg

2015.7.24.8.jpg

夏休みに入った子供たちがたくさん来てくれました