Ultimate 7月14日号

特集1 

STEEZ RACING DESIGN

真価発揮!

 

W.B.S.第四戦で圧倒的勝利!

 

7月9日に北浦・潮来マリーナで開催された2017W.B.S.プロチームトーナメントは実に過酷なゲームでした。30℃を超えようかという水温。開放されるはずの水門が開かず、水も動かず風も吹かない超タフコンディション。さらに選手を苦しめたのは日陰が全くないフィールド環境。熱中症との戦いにも勝たなければならなかったのです。

結果的にリミットメイクは31チーム中わずか4チーム。2本ないし3本しか持ってくることが出来なかったチームがほとんどというスローな試合になってしまいました。

この要因の一つに、お湯のようなまったりウォーターで魚の食い気が鈍り、ミスバイトが多発したことが挙げられます。 

 そうなると釣りは自ずとスローになり、食わせ主体のリグがメインになります。弱々しい魚のバイトを察知できるフィネスなタックルシステムがキモになるというわけです。

 その点で一枚も二枚も上を行っていたのが4950gというスーパーウェイトで優勝した赤羽修弥・内海昭チーム。思うように進まないゲームに苛立つチームを尻目に、フィネスな釣りを丁寧に行い、着実にクォリティーな魚をライブウェルに納めていきました。

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圧倒的なウェイトで優勝した赤羽チーム。今年は水の上に浮いている時間が多くなった同選手だけに、好調なシーズンを送っています(Photo:W.B.S.)

 

 具体的なエリアは北利根川、外浪逆浦、鰐川などで、釣り方は主に杭などのマンメイドストラクチャーに5gもしくは7gのダウンショットを絡めていくというもの。こう書くと簡単なように思われますが、前述のようにタフを極めた状況ではクワセのタイミングを演出でき、バイトを感知できるタックルの能力がないと釣果に結びつきません。

 

 試合後、赤羽選手もタックルシステムの卓越に言及していました。

 「今回のゲームほど、それを感じたことはありません。コンディションがタフになればなるほど、タックルの優劣がモノをいいます。とくにSTEEZ RACING DESIGNの軽さと感度。これは使う前からわかっていましたが、試合で結果を出してくれるとあらためて納得できるものでした。とくに感度ですが、通常5gでボトムを感知できるダウンショットも4gで同じような感覚を持てます。当然、使用感が違います。クワセどころもよくわかります。それと午後から少し風が出て来たんですが、そんな中でのサオさばきもブランクがシャープなので非常に軽快でした。

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STEEZ RACING DESIGNの優秀性を説明する赤羽選手

 

 現在、鋭意製作中のワームも活躍してくれました。最終チェックもかねて実戦投入したんですが、十分合格点です。今の釣りとしてはテナガエビなどの産卵とリンクさせられ、強力な武器になります。ダウンショットはもちろんキャロなどにもいいですね。

 リールのSS-AIRも軽いリグを立ち上がりのよい回転が気持ちよく飛ばしてくれました。

 今回の狙い目は杭などのマンメイドストラクチャーでしたので、バイトがあっても巻かれる危険性がありました。そんな時はあおったりせずに、ロッドを引っ張らずに耐えるんです。そうすると魚は浮いてきてくれる。ラインに信頼性がないとできない釣りですね。

 フックも刺さりがよく、ミスバイトに泣いていた他のチームに比べて、ノーミスのゲームを実現してくれました。 今回の試合は本当にタックルに助けられた感じです」

 

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パートナーの内海選手もスティーズフックの完成度に感動していました(写真:内海氏)

 

 こうして久々に勝利の美酒を味わった赤羽選手。よく日に焼けた顔が熱心に練習を重ねていることを表しています。そんな選手に「勝てるタックル」を供給できたことは最大の幸せです。

赤羽修弥選手

Tackle1

Rod: DAIWA STEEZ RACING DESIGN 681M/MLFB

REEL: DAIWA SS-AIR

LINE: DAIWA STEEZ フロロ モンスター12lb

LURE: STEEZ プロトタイプワーム

RIG: ダウンショットリグ7g (フックはステイーズ ワームフック)

 

 なお、Dシャッドの早巻を駆使して北浦のリップラップを攻めた橋本卓哉選手も3145gで5位入賞。A.O.Y.にリーチをかけている草深幸範とともに、最終戦の活躍が期待できます。

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久々の入賞に何かを掴んだ様子の橋本選手。最終戦ではやってくれそうな雰囲気です。(写真:武恵一氏)

※第四戦の詳しいレポートはW.B.S.のウェブサイトをご覧ください

 

 

 

特集2

やぐっちゃんの

Fish this moment

 

スティーズフロッグJr.とカバージグ

超最新の使い方  

 

皆さんこんにちは!やぐっちゃんのfish this momentです!

7月に入りいよいよ夏本番と言う感じの暑さになって来ましたね!

最近はそんな暑さから逃げるように、早朝や夕方メインの釣りをしていました!とは言っても朝から暑いんですけどね (笑)

さて、霞ケ浦では7月になると本湖からテナガエビが産卵に上がってきて、アシ際や護岸にいるのをよく見かけます。そんなエビ食いのバスを狙って、今回はスティーズフロッグJr.とカバージグで釣って来ました!

フロッグはローライトじゃなきゃキツいんじゃない? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありませんよ!

テナガエビがバスに追われて水面付近をピピピーと泳いでいるのを見たことがありますし、エサを求めフラフラしているバスも良く見かけます。

朝でもシェードがキーになりますので、しっかりアシ際に落として引いてくるとヒット率が上がります!

エビ食いのバスをフロッグで釣るのに1番重要なのは、フロッグを早めに動かしエビが逃げている様子を演出することですね!キッパリ
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エビ食いのバスにはスティーズフロッグJr.のタイトアプローチ、これで決まりです


スティーズフロッグJr.は1発目の首振りから楽に動かせ扱いやすいのがいいですよね!

どうしてもシェードメインの釣りなのでストライクゾーンが狭い。だからその狭いゾーンの中でいかに沢山アクション出来るか! それもヒット率を上げるキモになります。

フッキングも早合わせの必要はなく、バスがフロッグを持って行ったのを確認するくらいの余裕を持ってフッキングするとミスは減るかと思います。

ミスバイトの多い釣りでもあるので少しでもミスは減らしたいですからね

ブラックレーベル・フロッグロッドにタトゥーラSVのハイギアの組み合わせは最強ですよ! やぐっちゃん的にはピッチングよりもキャスティングでバスに気づかれない様にロングディスタンスで使うのにハマっていて、ストライクゾーンを過ぎたら素早く回収したいので8.1ギアは1度使うとやめられませんね
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ウッチーに対抗して爆飲みー!


そして、カバージグも絶好調です!アシ、ブッシュ、縦ストなんでも攻められるんでマルチに活躍しています。とくにエビ食いのバスを釣るのならマッチザベイト!

カバージグはウェイトによってガード本数を変えていますので、素晴らしい根掛かり回避能力を持っています。
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シェードの奥の奥を攻めるにはカバージグ。エビの季節にもベストですっ


皆さんもスティーズフロッグJr.カバージグで、エビ食いのバスをガンガンに釣っちゃいましょう!

タックルデータ

フロッグ
ロッド:ブラックレーベル FR701MHFB
リール:タトゥーラSV TW8.1ギア
ライン: PE62ポンド

カバージグ
ロッド:スティーズハスラー  STZ701MH/HFB
リール:SS SV 8.1ギア
ライン:ブレイブZ 16ポンド

 

 

特集3

女性のバス釣り熱も熱いです

JLBA富士見池オープン

 

 女性による女性のためのバストーナメント、JLBAの富士見池オープンが6月25日、北浦の富士見池で開催され13名のレディース・アングラーが小雨の中、楽しく釣りを競い合いました。

 小学生から主婦までバラエティーに富んだ参加者はいずれも経験者。それだけに全員、たくさんのバスを釣っていました。こうした管理釣り場なら、トイレなどの心配もありません。女性だけのイベントを行うには最適です。これからますます増えると思われるレディース・バスアングラーのために、こうした企画は積極的に行っていきたいですね。

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バス釣りが上手な女性もけっこう多いんですよ(Photo:W.B.S.)