Ultimate2012年8月10日号

 

特集1

Yusuke Miyazaki in Lake Kasumi 

 

 

朝日を浴びながらロッドを握るアングラー。背後にはカメラを構える男……

 一体これはどういうシーンなのか!???

 はい、誰が見ても分かるようにこの後姿は現在、帰国中の宮崎友輔プロ。8月上旬に再渡米する予定の同氏の忙しいスケジュールを縫ってのバサー誌の取材中のワンショットであります。

 レイクはいわずと知れた霞ヶ浦。BASSのエリートシリーズで快進撃中の同氏が、かつてのホームレイクで釣りをしながら、バスフィッシングに関する様々なトークを繰り広げるといった内容で、アメリカにおけるトーナメントをはじめとして、タックルやテクニックなど、多岐にわたるファクターについて語られています。

キモは単なる技術解説ではなく、悩みや葛藤、喜び、感動などフィッシングライフの奥深いところまで突っ込まれていること。

クラシック出場にもう一息に迫った興奮や不安なども語られており、記事は読み応えあるものに仕上がる予感に満ちています。

 

掲載は8月25日発売号のBASSER誌。

クラシック出場を応援する意味でも、ぜひご一読を。

 

朝日を浴びての釣り。やっぱり霞ヶ浦は最高です。8月25日発売のBASSER誌をお楽しみに。

 

 

特集2

千葉のことならオリキンに聞け

 

夏のトップ、これ、オススメです の巻

 

みなさんこんにちは。オリキンです。

このところ、暑い、暑いという言葉を聞くのもうんざりしてくるほどアツイ(笑)。
 
そして当然フィールドも完全に夏パターンに突入です。夏パターンといえば朝夕のフィーディング狙いのトップウォーター。
日中はノーシンカーやジグヘッドワッキーなどのフォーリングの釣り。エリアならバスが涼を求めて集まる上流部の釣りなど。例年なら9月中旬まではこのような釣りが王道となりますよね!

私的には、日中のオーバーハングの中でシェードの釣りがオススメ。使うルアーは小型のトップウォーター。
今更ながらと思うかもしれないですがなかなか面白いです。もちろんノーシンカーワームの釣りの方が数は釣れるでしょうが、テンポ良くキャストして誘って喰わせる面白さはこの釣りならでは。
夏の日中はスローな展開になりがちですが、野池でもリザーバーでも場所を問わずシェードさえあれば、アグレッシブな釣りができるのではと思います。
仮にちびサイズのバスが釣れたとしても、プラグで狙った一匹はチョイと違う感動がありますしね!
 
そこでこの釣りを面白くしてくれているのが、ブラックレーベル6101ULRB
ワーム系ベイトフィネスがクローズアップされがちですが、プラグ系ベイトフィネスもアツい。
デカいトップじゃキツいけど、小さいトップで楽しくいっぱい釣りたいとなったらベストマッチです。
ベイトタックルの利点を生かしたアキュラシーで、今までスピニングでしか投げられないようなスモールトップを、しっかりきっちりテンポ良くキャストしていったら案外釣れるもんだと実感していただける1本です。
しかも別にちびサイズばかり釣れるわけではなく!たまにはでっかいのがドンって来ますから!

ちなみにラインは、モンスターブレイブデフバスナイロンの7~10lb位。フロロでもナイロンでも大丈夫です。

最後に、十分な水分補給と適度な休息を忘れずに!気分が悪くなってから水分をとるのではなく、ちょいちょい朝から飲んでおくのがコツですね!

それでは夏ならではの釣りをぜひお楽しみ下さい!
 

ボートからのオーバーハング狙いでドン!
 

夏らしくバックウォーターでじゃぶじゃぶウェーディング。

浅くてもライジャケは必携!トップから巻物までのタイニープラッキングは最高です。

 

特集3

三宅貴浩のウェスタン・レポート

その36

 

旧吉野川物語 の巻

 

みなさんこんにちは~!三宅貴浩です。

 

いよいよ8月に入り夏ゼンカイといった感じですが、そんな中、四国・徳島の旧吉野川で行われましたT3AIRをメインとした試投会に行ってきました~!

 

旧吉野川は地元の方々にも支えられた全国的にも珍しい本当に素晴らしいフィールドです。この旧吉のイベントで全国で行われてきました試投会の全日程が終了したわけですが、皆さまにT3AIRをはじめとしたDAIWAタックルのポテンシャルを知っていただく本当に良い機会となりました!

 

そして、試投会終了後はナオトさん(川口直人プロ)とTOP50のプラも兼ねまして、一日居残り練習をしたわけですが、本当に有意義な楽しい時間となりました☆

 

ここで感じましたことは、旧吉野川のポテンシャルがハンパなくスゴイということはもちろんとしまして、DAIWAタックル、とくにT3AIRやスティーズは旧吉野川のようなバンク沿いにアキュラシーキャストを決めることが必須のようなフィールドに最適なリールであるということ、そしてブラックレーベルのポテンシャルはその価格帯からは想像できない破壊力を持ち合わせているということです。

結局ナオトさんと二人でかなりの数のGOODコンディションのバスをキャッチすることができましたが(ライギョ等の外道もガンガンに豊富ですが 笑)、そのほとんどがオーバーハング奥のシェード&カバー等に超タイトについていたということを考えると、やはりタックルのポテンシャルなくしてはとることのできなかったバス達であるということは間違いありません。途中、橋の下で足に水浴びをしながら二人で休憩をしましたが、めちゃめちゃ気持ち良かったです(笑)。

これからもまだまだ超暑い日が続きますが、皆さんも絶対に無理はせずにナオトさんのように昼間はしっかりと休憩するつもりで釣りにでかけてくださいね☆

 

旧吉バスとナオトさん。

 

私もサクッと釣らせていただきました。

  

ライギョとナオトさんでした。

 

 

特集4

 

パンチ上田の

パワーゲームに新戦力!! の巻


皆さんこんにちわ! 関西ビックレイクの上田です。

まず現在のビッグレイクの状況ですが、今年は梅雨の雨量が多かったので湖底水温が上がりにくくウィードの成長が平年に比べかなり遅れている状況です。
パンチングを待ちに待っているアングラーには残念な初夏となってしまいましたが、この号が出る頃には夏本場のウィードレイクになっているはず!です。
ビックレイクの夏といえば、水面に浮かぶウィードマットへのパンチングや水面下のカナダモドームへのヘビーテキサス打ち込みが毎年驚異的な釣果をもたらしていますよね!
そんなパワーゲームに新戦力となるシンカーが、この夏DAIWAからリリースされます。

商品名は「バサーズ スカパンシンカー TG
タングステンシンカー本体にシリコンスカートを装着した物なので、スカート&パンチングの頭文字を取った次第です。(ベタなネーミングでスミマセン)

開発に至るまでの話ですが、スカパンシンカーが出来るまではシンカーとフックの間に市販品のシリコンスカートを装着していました。
スカート装着理由は「バイト数の増加」と「フッキング率の向上」です。


えっ?フッキング率の向上??と殆どの方が思うと思います。近年、パンチングやフリッピング等のパワーゲームでフックを内掛け結びにするアングラーが増えてきています。理由はバスがシンカーごと喰いフッキングするとフックが立ち上がりバスの口に掛かりやすい理由です。
私も内掛け結び愛好者で、このフックの立ち上がり角度アップとスムーズに行う為、シリコンスカートにキモがありました。
数あるシリコンスカートの中でもスカートを束ねている部分が丸形状な物が良く、内掛け結びしたフックとの相性は抜群。
しかし、シンカーと独立したスカートでは間にラインが絡まるなどの欠点もあったり、使いたいラバーの色がない等の不満がありました。

スカパンシンカーの特長は。。

1.カバーへのズバ抜けた貫通力
 『スカート装着部にもウェイトを持ってくることで、シンカー本体が従来品より小型化となったので、より小さい穴開け(パンチング)でカバーへ入れることが出来ます』

2.シンカーと一体型のシリコンスカート
 『シリコンスカートはバスを誘うアクションには絶妙な上、シンカーとワーム間の凸凹連結部をなくしカバーに引っ掛かることが激減されます。それに独立したシンカーとスカートの間であったラインの絡みがなくなります』

3.シンカー後部の丸形状
 『今では当たり前になったフックへの内掛け結び。フックが当たる部分が丸形状なので、より小さい力でフックが立ち上がり、角度も上がるのでフッキング率のアップに繋がります』

4.従来品より大きめなライン通しの穴
 『ヘビーカバーには太いラインにペグ止めですが、現在流通しているシンカーの穴は少々小さくペグ止めが困難でしたが容易になりました』

5.スカート交換が簡単
 『交換用スカートのスペシャルカラーもリリースしますが、市販品のラバーもOリングを使えば容易に取り付けできます』
  ※市販品ラバー交換は、下記の写真を参考にして下さい。


発売時のスカパンシンカー本体にはフィールドを選ばないグリーンパンプキン色のスカートが装着されています。

人と同じスカートでは面白くない!という方にはスペシャルカラーをお勧めします。
馴染みの薄いカラーですが、度重なるフィールドテストとトーナメント実戦では結果が良く出て上田が推奨する色です。
1.ジュンバグ&グリーン・グリーンラメ  ジュンバグは何故か売れないカラーですが、カバーフィッシングでは基本色!グリーンラメ部分がバイトマーカーになり、丁度フックポイント位置にきます。
2.グリーンパンプキン&ブルー・ブルーラメ  フロリダではオキチョビクローと有名なカラー。日本では馴染みが薄いですが、実は真夏に爆発的な釣果をもたらすカラーです。こちらもブルーラメ部分がバイトマーカーになります。

 

バザーズ スカパンシンカー TG  サイズ:1oz 1.5oz 2oz
標準スカート・スペシャルカラースカート装着例


市販品ラバー装着例
   1. 市販品ラバーと内径3.8mmOリングを使用
      ※ラバーは2?3枚使用(4枚以上だと多すぎて直ぐに外れます)
      ※Oリングは内径3.8mm(ホームセンター等で販売しています)
   2. Oリングを閉じた状態のプライヤーペンチへ差し込む
   3. 2.の状態でプライヤーペンチを広げラバーを挟み、Oリングをラバー中央まで移動させる。 
   4. Oリングにラバーを通した状態
   5. 挿入は少々固いと思いますが、固くないと直ぐに外れてしまいます。
   6. 完成。長めのラバーは装着後にカットして下さい。