Ultimate2012年8月24日号

 

特集1

三宅貴浩のウェスタン・レポート

その37

 

私のお盆休み出撃レポート の巻

 

みなさんこんにちは~!三宅貴浩です☆

 

 残暑厳しいとはいえ、いよいよ夏休みも終わり秋の気配がチラホラとしてきましたね!

ちょっと寂しい気もしますが、バスフィッシングはこれからが魚的にも人間的にも非常に良い時期を迎えます。

 自分はといいますと、このお盆休みは関西のBIGレイクに浮いてきたのですが、モノスゴイ数の船が浮いている中でタイミングと隙をついて(笑)非常に気難しいコンディションではあったのですが、なかなか良い釣りができました!

 

この日は東京からのお客様を迎え、夕方までDAIWAタックルで釣りこんできたのですが、55UP2本、50UPを含め40UPも多数と楽しめたのですが、とくに人が全然浮いていない濁り全開エリアでRPMクランクをハメタのは超キモチ良かったです(笑)。

 

このクランクのウィードレイクでの回避&魚寄せの性能はヤバすぎます!
 

また、まだまだ個人的には改善点は感じるものの、プロトのロングカーリーやパドルホグ、さらにはT3-AIRを用いたベイトフィネスの釣りなどでもガンガンに魚を釣ることができました。

そして今回の釣行で特質すべきは、まずはブラックレーベルのネバリのあるブランクです。同船者はPF 701MHFB1本でクランクからロングワーム等の全てをこなしていましたが、テキサスやジグを扱えるロッドティップをもちながら、クランクのバイトを弾かないノリも発揮できるこのブラックレーベルのポテンシャルには正直驚きました。

 

また、55センチの超トルクフルなバスをかけた際のネバリにおいてもハンパないものがありました。やはりブラックレーベルは関西のBIGレイクではなくてならないブランドになりましたね!

そしてもう1点は、自分がクランキングで使用しましたスティーズ・ブリッツ。具体的なセッティングはスティーズ・ブリッツ+スティーズ100HL(SLPパワーマグチューン)+ナイロン14lb+RPMクランクMID10です。

 

このロッド、関西のBIGレイクには不向きと思っている方も多いようですが、自分としては投げてよし、ジャークよし、巻いてよし、ファイトよしとBIGレイクでもガンガンに使える良いロッドですヨ(*^-゚)♪

 

このようにブラックレーベルシリーズにスティーズシリーズをウマく組み込んでいくことで、まさに盲点のないタックルバリエーションを組むことができますので、皆さんもぜひ現場でそのポテンシャルを体感してみてくださいね!!

 

人がまったく浮いていない濁り全開エリアでRPMクランクが炸裂。最高に気持ちよかったです。

  

そしていま、話題集中のリール・T3-airを駆使してのベイトフィネスでもガンガン魚を釣ることができました。

 

 

特集2

話題沸騰!  T3-AIR の巻

 

 全国のバスアングラーの熱い注目を浴びてデビューを果たしたT3-AIRですが、早くもフィールドで爆発的な話題を集めています。

その猛威は岸釣りアングラーはもちろん、トーナメントプロにまで波及しているようです。

 

T3ユーザーズプロジェクトがスタートしてからは、さらに熱気が増した今日この頃。というわけで今回はそんなT3-AIRにまつわる話題を集めてみました。

 

その1 

8月26日に第四戦を迎えるKanegonこと金光忠実も、このリールを戦力に加えようと早速プラに投入、相変わらず渋い霞ヶ浦水系でこそ真価を発揮してくれると期待しているようです。ちなみに同選手はSTEEZのハーミットとシステムさせてスモラバをリグるイメージとか。レイトサマーの霞ヶ浦水系で、水深のあるちょっとしたカバーやストラクチャーでは爆発しそうな予感。かなりやってくれそうな雰囲気があります。皆様も、8月26日のW.B.S.第四戦の結果をお楽しみに。

 

KanegonのタックルシステムにT3-AIRが加わり、最強の布陣が完成いたしました。

 

その2

 こうしてKanegonにプレッシャーをかけた後では、橋本卓哉の出番です。同プロのW.B.S.における年間暫定ランキングは現在第五位。一位とはわずか3kg弱の差。残り2戦で十分に逆転できる位置です。

 2年連続A.O.Y.を獲得したこともある同選手だけに、ゲームのまとめ方は熟知しているはず。最終戦の最終日に最大の栄光をつかむべく、いまから手ぐすね引いてる最中であります。

 

岩槻のキャスティングのイベントでは大活躍。話題のT3-AIRを最高にアピールしていました。

 

その3

 T3-AIR の魅力は、岸釣りアングラーにとっても同じこと。いや、タックルに対する愛着はプロを凌ぐものがあるかもしれません。とくに管理釣り場では、最高のタックルを使うことがアングラーにとって一種のストレス解消になっていることも事実。プロではありませんから数やウェイトを競う以上に、使用感に満足することが目的のひとつでもあるのです。

 写真のお方は埼玉県の中村光信さん。埼玉の管理釣り場でのワンショットです。ご覧のようにロッドはすべてハートランド。実はハートランドクラブの初年度からの会員なのでした。

 そんな中村さんに聞いてみました。

T3-AIRはまだお使いじゃないんですか」

そうしたらこんな答えが返ってきたのです。

「いゃあ、2台注文させてもらいました。今まで、取りに行くヒマがなかったもので……今日の帰りには是非、注文したお店に寄って持ち帰りたいと思います。いゃあ、楽しみですよ」

ちなみにこの管理釣り場ではすでに何人もの方がT3-AIRを使っているとのこと。うーむ、現場でのこうした事実を見ると、T3-AIRの盛り上がり方はすでに一過性のブームではないな…という印象を持った次第です。

 

霞ヶ浦水系などにも出撃するという中村さん。ちなみにこの日のシステムは、

ピクシー + ノーシンカーベイトスペシャル 懐かしい!! でもいいロッドです。

凛牙+疾風72 EAST

EXISTスティーズカスタム+冴掛

というもの。さすがにハートランダーだけあって、センスのいいチョイスです。