Ultimate 9月25日号

特集1

小池貴幸、有終の美を飾る!

JBトップ50最終戦に4位入賞!

 

 去る9月18日から20日までの三日間、北浦・潮来マリーナを起点に開催されたJBトッフ50最終戦において、DAIWAスタッフの小池貴幸はトータルウェイト10492gで見事4位に入賞いたしました。 

 ご存知のように、同選手はトップ50の初戦・遠賀川戦において優勝を飾りました。それが最終戦で入賞したわけですから、最初と最後に派手なことをやってのける、目立ち方を知っているプロらしいプロといえましょう。 

 同選手の三日間の戦い方は霞ケ浦本湖の石積やジャカゴのスピナーベイティング、そしてシャローカバーでのテキサスリグ。この二つのメソッドをメインに戦い抜きました。具体的には麻生・玉造、和田、西の洲あたりです。基本的なパターンは朝方に巻いて、それ以外はひたすら撃つというもの。初日は巻きと撃ちが五分五分でしたが、次第に撃つ方に比重が高くなったようです。初日の雨に対して、二日目三日目が晴れたこと、そして徐々にプレッシャーが高まったことがこの比率に落ち着いた要因でしょう。 

 この最終戦お立ち台に貢献したのが2タックル。

 スピナーベイトに

 リョウガSTZ721HMHRB-LM=ディープストライク

 テキサスリグに

 スティーズSTZ701HMHXB-XTQ=ハスラー

 ディープストライクは遠賀川戦でも活躍した同選手の「マネーロッド」。巻物にはこのロッドとスカイホークを使っていますが、スカイホークはクランクメイン。ワイヤーベイトまでの汎用性を持っているということで今回はディープストライクを指名したようです。

 その主要因はキャスタビリティー。石積などではミドルレンジのキャストを繰り返すわけですが、その際にロッドのしなりを利してシャープに、しかも正確にピンを撃つ絶妙な能力を有している絶賛していました。同時に、7フィート2インチの長さを生かしてコースメンディテングが自在に行えることもアドバンテージだと追加してくれました。ローモデュラスの乗りの良さは「いうまでもありません」ということです。

 いうまでもないといえば、テキサスに使用したハスラーも「説明不要の最強ロッド。撃ってよし、掛けてよしの能力は筆舌に尽くし難い」とまとめてくれました。 

 こうして有終の美を飾ってトップ50を終えた小池選手、「今年は充実した一年でした」とある程度は満足していたようですが、同時に「一年を通して実力を出し切れなかった面もあり、メンタルコントロールの重要性も感じました。そんな課題を見つけられたことも収穫です」と振り返っていただきました。

 ともあれこの一年、ご本人も確かな成長を感じ取ったはず。この経験を生かして今後の飛躍に結びつけてもらいたいものです。

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最初と最後にお立ち台。プロにとって目立つということは何より大切なことです(PHOTO:JBNBC)

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スピナーベイト(DAIWA  スピナーベイトSS 1/2)に リョウガとSTZ721HMHRB-LM=ディープストライク、テキサスリグにスティーズとSTZ701HMHXB-XTQ=ハスラー。

このシステムが最終戦でのお立ち台に結びつきました。DAIWAとしても名誉なことです(PHOTO:JBNBC)

 

特集2

トーナメント華盛り 

●庄司潤 NBCチャプター京都で年間優勝!

 

 9月13日に行われたNBCチャプター京都最終戦において関西DAIWAスタッフの庄司潤は7位フィニッシュ。この結果、堂々このカテゴリーでの年間優勝に輝きました。

さすがに関西のトーナメントレベルは非常に高く、チャプターとはいえ凄腕が居並ぶのがこのトーナメント。同じDAIWAスタッフのパンチ上田こと上田恭弘も参加しているハイレベルな戦いなのです。 

そんな中で6戦戦った結果の年間優勝です。立派といわずに表現の方法を知りません。同プロも「3尾リミットの大変さを思い知った」と謙虚に一年を振り返っていました。

どんな組織でも一番になるのは簡単ではありません。庄司選手には心からその健闘を称えたいと思います。

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年間優勝した庄司選手はいま、アメリカにいるみたいです。さすがに売れっ子ですねー

 

●北山利通&Kanegon チームも魅せてくれました

 もう一つ関西からのニュースです。このエリアに知る人ぞ知るローカルトーナメントがあります。といっても、その言葉(ローカル)を使うにはあまりにもスーパーな実力者が揃っている猛者団体なんですが、その名はBATNET(Bass Angler’s Tournament Network)。要するに関西ビッグレイクをメインにツアーを組んでいる本気アングラー達の集いです。

 その団体のスペシャルイベントが9月12,13の両日開催されました。名付けて「スペシャル2デイズ」。文字通り二日間を釣りまくる競技です。 

 このお祭り的なイベントにDAIWAスタッフの金光忠実が京都在住のアングラー、北山利通氏と組んで「パワー・ストーン」というチーム名で出場、20チームを相手にみごと優勝を遂げました。 

 北山氏は関西でブイブイいわしている「恐怖のスキーター乗り」で、全国各地のトーナメントにも積極的に出場しているアクティヴトーナメンター。そういえば昔、金光選手と組んでW.B.S.のスーパースリーデイズにも出場したことがありました。そして宮崎友輔がバスマスター・クラシックに初出場した際には、オクラホマまで応援に出張ったりした熱いお方です。

 満員のアリーナに宮崎選手が登場した時には、観客席から「宮崎さーん」と大声で声援を送り、アメリカ人の度肝を抜いた人でもあります。

 

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今年のA.O.Y.アーロン・マーテンスと北山氏(後列中央、手前はやぐっちゃん)

 

 さて、チームパワーストーンの二日間の戦いぶりですが、そちらは北山氏のフェイスブックに生々しく詳述されていますので、じっくりとご覧いただきたいのですが、とにかく初日9350g、二日目7820g、トータル17171g(10/10)という素晴らしいウィニングウェイトはさすが関西ビッグレイク、本場アメリカにもヒケをとらないダイナミックな迫力を持っています。

 いやー凄いですねー、と驚く一方で、こうしたトーナメントも実に面白いと感じた一幕でした。

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こうしてビッグバスがズガーンと釣れるトーナメントは景気が良くていいですね。やっぱりバストーナメントはこうありたいです。ちなみに北山選手のタックルもオールDAIWA。ご愛用、ありがとうございます

 

特集3

やぐっちゃん のFish this moment! 

霞が浦水系最新情報!

 

みなさんこんにちは♪やぐっちゃんのFish this momentです!

皆さんいかがお過ごしですか?

まずは9月中旬の台風による大雨で被災した方々の復興をお祈り致します。

今回の大雨では茨城県の常総市始め多くの地域が被害を受けました。

自宅は水没等の被害はありませんでしたが、霞ヶ浦からすぐ近くなので少し怖い思いではありました。

私事では御座いますが被災地にて復興支援させていただきました。

霞ヶ浦では未だに水位が高く、平水時より30センチ以上あります。(9月21日時点)

護岸のキワまでピタピタに水があるので長靴が必要になってきます。

小規模河川ではすでに通常の水質ですが大きな河川は未だに濁りはとれません。

オカッパリでは足元が悪い場合がありますので注意が必要ですね。

スズメバチや蛇も活動してくる時期ですのでそちらも合わせてお気をつけ下さい。

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9月21日時点での花室川です

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鬼怒川堤防決壊時の下妻市です