Ultimate 8月11日号

特集1

クライマックスは近い!

 

 今年のW.B.S.は例年よりスケジュールの進行が早く、8月19,20日に行われる試合が最終戦となります。これはスポーニング期間である5月におけるライブウェルの使用自粛から導き出された日程のようですが、その意思は他団体にも受け入れられています。その結果、トーナメントスケジュールが若干タイトになりましたが、魚の保護の方が数倍大切ですので妥当な展開といえましょう。

 ということでW.B.S.では早くもクライマックスを迎えるわけですが、今年はDAIWAチームにとって非常に楽しみな年でもあります。

 というのは第四戦を終わって草深幸範選手がトップ、赤羽修弥選手が3位という位置で最終戦を迎えるからです。

 数字的には草深選手が有利ですが、赤羽選手もビッグウェイトの可能性を秘めています。

ということで、願わくばどちらかの選手にA.O.Y.を獲得してほしいところですが、とりあえずはベストゲームを期待しましょう。

 8月19,20日は土浦新港が熱く燃える……雰囲気ありありです。

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W.B.S.最高の栄誉、A.O.Y.獲得に向けていい位置で最終戦を迎える草深、赤羽両選手。最終日の8月20日は土浦新港が熱く燃えることでしょう

 

 

特集2

オリキンガイドサービスレポート

 

 今年からフルタイムアングラーとして活動し始めたオリキンこと折金一樹氏。すでに幅広い活動で忙しい毎日を過ごしているようですが、房総リザーバーでのガイドも核となる仕事。オリキンらしいガイドぶりがいきなり絶賛を博しているようです。

 というわけで今回は先日、そのガイドを受けた方のレポート(http://tomo-baen.xsrv.jp/wp/612) をご紹介いたしましょう。なかなか面白い内容なので、ダイジェストをご覧いただきます。

 レポーターは埼玉県の新村友久さん。霞ケ浦水系や房総リザーバーに出没するアクティヴアングラーで、6月に行われたW.B.S.第三戦にも土浦新港にやってきて、オリキンや川村光大郎と親睦を図っていました。

 それでは新村さんのレポート(抜粋)をお楽しみください。

先日は楽しみにしていた亀山ダムでのオリキンガイドサービスに行きまして、超絶寡黙なアングラーことオリキン先生の至れり尽くせりのガイドを一日満喫いたしました。

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年間のオリキンさんガイド。楽しみでーす

 

5時半に出船しまして、朝イチはフィーディング狙いです。

タックルやルアーで適したモノがない場合は、オリキンさんのタックルを貸していただけるようですが、ワタシはマイタックルでフィーディング勝負です。

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私はマイタックルで勝負しました

 

のむら前はボートの大船団がありそれを避けるようにつぼりとまで行きましたが、ボイルもほとんどなかったのでこのエリアを見切りまして、そこから普段ワタシなら見向きもしないようなところで船を止めたオリキン先生。

ここで、オーバーリアルで数回バイトが出まして2回フックオンしたのですが、2発ともバラしてしまいまして、お恥ずかしい限りです。(泣)

トキタ岬では、ハイカットによるドラッギングなども教えていただきました。ドラッギングの船のスピードは想像よりもゆっくりでして、それで狙っているボトムを叩かないのならまっすぐ泳いでいない可能性大なので、トゥルーチューンをしてみてくださいとのことでした。

それにしてもオリキン先生のサイト眼力はスゴいものがありまして、もちろんワタシも偏光はしていましたが、半分以上はワタシには見えていないオサカナでした。

その後は、本湖で再びフィーディングのオサカナを狙いましたが不発に終わりまして、あっという間に午前の部終了でございます。

お昼休憩の後は、医院下筋へ船を進めたオリキン先生。今は浅い医院下筋の最上流は、その昔は随分と水深があったそうでして、長い年月を経て土砂が溜まって浅くなってしまったそうです。

いろいろ回りましたが、ちゃんと下船間近に上がりフィッシュをいただきまして、万年1本のワタシが5本もオサカナに触ることかできました。(嬉)

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午後の部ではナイスサイズを獲ることができました

 

オリキンガイドのまとめ

今回は5本の釣果でしたが、フィーディングが不発だったこと、サイトでのチャンスを何本か逃したことなどもありまして、この時期は大体10本くらいがガイドのアベレージということを鑑みると、まずまずの釣果だったのではないでしょうか。

1.5メーター減水の亀山湖でしたので、バンクやカバー撃ちはすることなく、トキタ岬以外は実はバンクから離れたところでのオサカナでして、バカの一つ覚えのようにひたすらバンク沿いを流してばかりのワタシにはとっても新鮮な釣りが体験できました。

キャストのお手本や特殊な釣り以外は、レクチャーと操船に徹するオリキン先生でして、バックシートから投げやすい角度に船を向けてくれまして、ヘタクソなりにとても釣りがしやすかったです。

さすがにこれを生業とする「プロ」だけありまして、エリアやルアー選択のすべてに理由がありまして、中でも一番気にされていたのが魚探に映るベイトの動きのようでした。

とても楽しくて貴重な経験をしたので、これからは教えていただいた釣りを習得すべく一生懸命練習して、万年1本から早々に脱出しようと思う次第です。

最後に、寡黙なオリキン先生から1日かけて引き出した語録やヒミツについて、差し支えない程度で書いてみます。(笑)

・サラリーマン時代は、モノを作るオシゴトをしていた

・もちろんレンタルボートのミドルデッキやハイデッキは自作

・ルアー塗りはサイコーに楽しいが奥が深い

・ランディングネットは、多数湖に奉納

・タックルも数セット湖に奉納

・本人も数回湖に奉納(落水)

・年に数回、エリアトラウトをやる

・リールは基本的にはノーマルで使用するが、ハンドルにベアリングが入っていない機種は、自腹でベアリング追加することもある

・ギルネストはタコ焼きみたいなヤツ

・どうしても欲しいモノをヤフオクで見つけたときは友達に落としてもらうことがある

・盟友コータローさんのモノマネはあまり似ていない(笑)

・コータローさんはもっている(日曜日のW.B.S.グラチャンでラスト10分でオサカナをゲット) それに引き換えオリキン先生は、、、

・むしろオリキン先生のほうがもっていると思うのはワタシだけ?

 

ということで、オリキン先生、楽しい1日をありがとうございました。

おしまい。

 

※前述のようにこれはかなり大胆なダイジェスト。オリジナルはもっと超絶面白いのでよろしかったらそちらをドーゾ→(http://tomo-baen.xsrv.jp/wp/612)

 

 

特集3

三村和弘の関西便り

激渋! JB津風呂湖第3

 

皆さんこんにちは。スピナベ馬鹿一代三村和弘です。

今年はホンマに暑い夏ですね。

そんな暑い暑い7月の終わりにJB津風呂湖第3戦が行われました。

このシリーズ戦なぜか、今年は全く振るわずでええとこなしですわ?。

でも成績はアカンけど(笑)、今年の津風呂湖の状況は物凄いです。

ビッグバス、そしてコンディションのいいバスばかりです。

この試合でのタックルですが普段は、ロッド選びではパワー的にはULやLクラスのロッド、ファストホーク・ファイヤーホーク・スカイボルトを主に使用していましたが、

今回の試合では1500g以上の魚を狙っていきたいためにMLクラスのロッド(ファイヤーボルト)を選びました。

でかいバスをも頭ごとこっちに向ける作戦(笑)

そしてもちろんスピニングメインなためにリールも本気です。

スティーズタイプ2ハイスピード。ライントラブルもほぼ軽減できてるし、ドラグはぴか一です。

そして、お気に入りは巻き心地です。スムーズにそして軽い、最高ですよ。

もちろんラインはフイネスブレイブZです。普段は3ポンド、3.5ポンドを使用していますが今回はロッドにパワーがあるんで4ポンドを基準にこのセットで3セット組みました。

リグはダウンショットでワームはハイドロハンド4インチにバサーズワームシンカーTGフック1・8gと2・6g

フックはスティーズワームフックFN3番・オフセット2番を使用。

このセットでもう一声の6位で終了でした。

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世界イチのタックルつこうてまんねん。次回こそ、ですわ

 

世界イチの最高のタックルで戦っていることで自信になるし勇気もわいてくる。

次回こそ、次回こそ、いい報告ができる様に頑張ってきますわ~。

 

特集4

やぐっちゃんの

Fish this moment

スイムベイトとスイムジグの使い分け

 

皆さんこんにちは!やぐっちゃんのfish this momentです!

前回のスイムベイトによる上流攻略法はいかがでしたか? 実はあの後、反響が大きく多数お問い合わせをいただきました!

ありがとうございます!!

そこで今回はスイムベイトにスイムジグを加えた上流パターンをさらに徹底解剖したいと思います!キッパリ

というわけで前回登場した高橋さんと一緒に霞ヶ浦の流入河川最上流にアタックしてきました。百聞は一見に如かず!高橋さんが前回紹介していたジリオン661MHFB、タトゥーラSV TW6.3セッティングのキャストフィーリングの良さ!

流入河川最上流では66の長さがぴったりですね。MHですのでロッドがウェイト負けることなくキャスト出来るし、タトゥーラSVのSV効果でブッシュ下にスキップさせて入れるのも楽々です。自分も欲しくなっちゃいました
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いま、霞ケ浦流入河川の最上流部は釣れますよ


やぐっちゃんはスティーズ・ハスラーSS SV8.1の組み合わせ。

ハスラーって実はスイムベイトやスイムジグ、チャターベイト等の巻物にも最適なんですよね!

ブッシュにキャストして巻いてくるだけじゃなく、そのままフォールさせたりテキサスロッドですので使い方は様々! 流入河川最上流では少し長い気もしますが、ロッドの長さを生かしたフッキングが出来るので気に入っています。
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やぐっちゃんはスティーズ・ハスラーにSS SV8.1の組み合わせがお気に入り


スイムベイトとスイムジグの使い分けですが、スイムベイトは流れや風の影響がない場合に使用します。一方、風の影響を受けたり濁り等でアピールさせたい、早くフォールさせたい、水深が深い場合はスイムジグを使用します。
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スイムベイトとスイムジグをうまく使い分け、夏を釣りまくりましょう!

 


この釣りのキモは見えるか見えないかの水深で巻くこと!

つまり60センチから1メートル位ですね。もちろんバスのポジションによりますが、ボトム付近であったり表層を引いたりとその日の状況にマッチしたレンジを巻いてみましょう!

リグにアピール力があるので、離れた場所にバスが居てもかっ飛んで食って来るので面白いですね!

しかも釣れるサイズは全てキロアップ! 釣れる魚を選べるリグなのかも知れません

いかがでしたか?流入河川最上流のスイムベイト、スイムジグパターン!ぶっちゃけ最上流でなくても霞ヶ浦本湖のアシ際など、使う場所は貴方次第です!ビシッ