Ultimate 1月26日号

特集1

やっぱり今回は

フィッシングショーでしょう! の巻

 

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 1月19日から21日までの3日間、おなじみのパシィフィコ横浜で開催された「フィッシングショージャパン2018」。どう考えても今回のネタはこれ以外ない! ということで行ってみたいと思います。

 今年はいつもよりやや早めの1月開催。皆さんも多数お運びいただいたと思いますが、例年以上に人が多かったようです。雨や雪などに出足を挫かれることなく、天候にもまずまず恵まれたことで、ご家族連れのお客様が目立ちました。DYFCコーナーも大盛況でした。業界の未来を思うと、何より嬉しいことです。

そして翌22日は大雪。釣り業界はこの強運を生かしたいものです。

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たくさんのご来場、ありがとうございました

 

 さて、フィッシングショーネタということになると新製品にフォーカスした情報をお届けするのが定番ですが、単なる製品紹介では芸がないし、そもそも既報の場合が多いわけです。

 そこで今回はアルティメット初登場、もしくは久しぶりのDAIWAメンバーに「私がオススメする2018年の注目アイテム」を紹介してもらいました。この企画なら新製品の情報もお届けできるし、フレッシュなキャラクターもお披露目できる。一石二鳥のナイスアイデア! と自画自賛。それでは早速、行ってみましょう。

 最初は関西ビッグレイクの人気ガイド、ガイド前田です。

 

●ガイド前田が絶賛! リョウガ&ジリオンTW HD

 2018年のガイド予約が一瞬で満杯になってしまうほどの売れっ子ガイド、ガイド前田がオススメするのはリョーガ&ジリオンTW HD。さすがに関西ビッグレイクのアングラー、大物を掛けて太糸でグリグリ巻けるリールを持ち出してきました。それではご本人の語りをドーゾ。

「まずはリョウガですが、初代が誕生してから9年という歳月が過ぎました。この9年という間にもの凄い技術革新があったわけです。ですからもともと強いリョウガが、さらに強くなって生まれかわったのです。その巻き上げパワーと巻き感度は異次元で、秘密はDAIWAのリールに初めて搭載された『ハイパーメッシュギアシステム』。この精緻を極めた心臓部とタフなフルメタルハウジングとの相乗効果が、滑らかでパワフルな巻き上げをほぼ永久的に持続させます。冷間鍛造されたギアをさらにマシンカットするという丁寧な仕上げが、タフでパワフルな巻き上げの秘訣というわけです」

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関西ビッグレイクの超人気ガイド、前田純が熱く語るリョーガとジリオンTW HD

 

 「次にジリオンTW HDですが、これは従来のジリオンの追加バージョン。HDと銘打たれているように、ヘビーデューティー仕様です。従来モデルと何が違うかというと、メインフレームのみならず、ハンドル側もブレーキ側もすべてスーパーメタル(AL)化されたこと。その結果、全体の剛性が破格に向上しました。ひずみのないボディは力強く滑らかな巻き上げを約束してくれます。

 レベルワインドのウォームシャフトにベアリングが2個追加されたのも、滑らかな巻き心地と巻き上げ力のパワーアップに貢献していますね。

 というわけでリョウガとジリオンTW HDは、ビッグレイクに限らずパワーゲームが要求されるフィールドでは大活躍してくれることでしょう。ビッグバスよ待ってろ!という感じで、シーズンが待ち遠しい限りです」

 

●佐々木勝也が惚れ込んだ2アイテム

 仙台在住のオカッパリアングラー、佐々木勝也はちょっと変わった新製品を紹介してくれました。一つはビッグベイト用のロッド、もうひとつは氏が監修したワームです。

 「ブレイゾン741XHBは僕がビッグベイトにチャレンジしてみたい人に薦めたいロッドです。価格がリーズナブルですので『最初の一本』として入門者にはベストだと思います。でも機能は一流ですよ。この価格でビッグベイトの釣りを完璧にこなせるのは驚きです。3ozぐらいまでのウェイトに対応できますから、汎用性もあります。軽いリグでは1/2ozぐらいまでこなせますね。1oz程度のスピナーベイトやいわゆるパンチングなども守備範囲です。

でも、基本はビッグベイト。ビッグベイトで新たな世界を開拓したい人にオススメの一本です」

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ビッグベイト入門者にはコレと指を差す佐々木勝也でした

 

 「もう一つはワームなんですが、僕がデザインした『キッケルキッカー』という、カエルと虫を合わせた生命体をイメージしたものです。

 どちらかといえばカエルパターン用です。素材にエラストマーを採用したのがミソで、耐久性もあって千切れにくい。そして何より着水音が柔らかいんです。だから着水と同時に勝負できる。

 アクションに効果を出しているのがカップと手で、どちらもトゥィッチした時のブレーキになってくれ、移動距離を抑えてくれます。さらに足はトゥィッチした後にポーズさせるとキックバックします。

 8本の触手は止めた時に細かい波動を生み出しますので、虫パターンの時に効果を発揮します。このように、カエルパターンと虫パターンで異なる動きを生み出せるのがミソですね。

 重さは3.1g。リアに重心がありますが、浮く姿勢はフラットです。そしてリアに重心があることでよく飛んでくれます。

 野池はもちろん、カエルが多いフィールドでは大活躍してくれると思いますよ。昨年のUltimate BASS動画ではこのワームのプロトを使って、霞ケ浦の水路でナイスサイズを二連発しましたからね。

 4月には発売されるでしょう。期待していてください」

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キッケルキッカー、期待してください

 

●赤松健が推すハートランド

 村上晴彦の「弟子」赤松健のお気に入りはハートランドの6101MRB-18。今年新たに加わった新コンセプト・ハートランドの一つです。

 

 「プロトの時から僕が一番頻繁に使ったのがこのロッドなんです。何故なら、穂先はミディアムからミディアムライト、ベリーからバットはミディアムヘビーで、これ一本あれば何でもできるからです。リールを替えればホント、何でもできるんです。軽いものを使う時には先だけ使えばいいし、重いものを使うのならベリーからバットまで使えますからね。そんなに遠投する必要がないフィールドだったら、このロッド一本で十分だと思います。

 そして軽いのがいい。今回の3アイテムに共通する特徴は軽さです。そしてテーパーデザインも似たものがある。つまり穂先が繊細でバットがしっかりしているという、ハートランドの流れをしっかりと汲んでいる。 

そして綺麗に曲がる。ハートランドらしさを持っている。だからハートランド入門者だけでなく、従来のハートランダーにも気に入ってもらえる作品だと思いますよ」

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師匠の隣で6101MRB-18を手にする赤松健

 

 と、お三方にそれぞれ今年のお薦めタックルを語っていただきました。もちろん、2018年のDAIWAの新製品には、他にも注目すべきアイテムがたくさんあります。それらはまた別の機会に随時ご紹介させていただきます。

 そして2月3日と4日は「フィッシングショーOSAKA2018」が開催されます。ヨコハマ以上に多くの皆様にDAIWAブースにお運びいただくよう、スタッフ一同お待ちしております。

 

特集2

やぐっちゃんのFish this moment

冬は管釣りで修行です

 

皆さんこんにちは!やぐっちゃんのfish this momentです!

今年はダイワ創立60周年と言うことで、横浜フィッシングショーも最高の盛り上がりを見せたかと思います。

新商品やフィッシングショーの様子などはすでに書かれていると思いますので、やぐっちゃんは現場(釣り場)よりお伝えします!

冬はバスの活性も引く非常に難しい時期ではありますが、そんな時にこそ釣りに行きたい場所が管理釣り場ですね!

そこで今回は北浦の近くにある富士見池に行ってきました!

ここはやぐっちゃんが冬になると特訓に来る管理釣り場でして、放流も定期的にしているので冬でも釣りやすい管釣りになっています。

しかし、油断するとノーフィッシュもあり得ますので、シッカリとその日のパターンを見つけ出すことが求められます。

皿池ですので5~7グラムのメタルバイブを使いました。

やぐっちゃんのオススメはブラックレーベル+671MLFSとEM MS2506。

そしてラインは,PE0.8号です!

671MLFSはメタルバイブやスモラバに最適で、適度なパワー感があるのでメタルを瞬発的にアクションさせる場合でもロッドがのされることがないので、かなーり扱いやすいですね!

この釣りで1番重要なのがPEセッティングで、キモは8ポンドリーダーを使うこと!

PEを使うメリットはアクションした時のダイレクト感や操作性の良さ、伸びにくいのでショートバイトも即フッキングできることです!

フォールの際にPEが絡んでしまうので、リーダーを付けることをオススメします!

メタルのアクションも様々なので、自分で色々試してその日のパターンを見つけてみましょう!

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冬はカンツリでお勉強の毎日です・・・とやぐっちゃん